グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ




ホーム >  動物トータルケア学科 >  学びの特色・カリキュラム >  ヤマザキ動物看護専門職短期大学独自のグルーミング実習

ヤマザキ動物看護専門職短期大学独自のグルーミング実習


なぜ「グルーミング」を学ぶの?

グルーミング実習ではシャンプーやカット、爪切りなどのケア技術を学ぶことはもちろんですが、犬と接する時間が最も長く、一頭一頭と向き合って作業するため犬の扱いを学ぶチャンスが多く、必然的に対応能力が身に付きます。
動物と接するあらゆる職業で役立つ技術を幅広く学ぶことができるのが“グルーミング実習”です。
専門職短期大学がめざすのは「犬に負担の少ないグルーミング」
グルーミング(被毛の手入れ)の目的は、衛生管理やおしゃれだけでなく、健康チェックやイヌとのコミュニケーションをとることにもあります。通常1頭に対し、1時間半から2時間はかかるグルーミング作業。犬によっては命がけの作業になることも…。
そのため本学では、より負担と時間をかけずにグルーミングができるよう工夫しながら指導しています。
またショーに出すためのグルーミング、可愛さを演出するグルーミングではなく、健康維持を含めた“犬の過ごしやすさ”を目的としたグルーミングを行っています。

専門職短期大学だからこそ学べるグルーミング
「動物看護とともに学ぶグルーミング」

“動物看護”を学び、犬の健康な状態を把握したうえでグルーミングに臨みます。
グルーミングをしている時間ほど、動物の全身を隅々まで見て触れる機会はありません。
わんちゃん、猫ちゃんの身体に触れ、些細な体調の変化に気づくこともでき、異常がある場合、早期発見に繋げることができます。
さらに看護の知識をもったグルーマーが対応することで、通常のペットサロンでは敬遠されがちな“高齢犬”や”疾患をもつ犬”のケアをすることもできますし、飼い主様の安心感にもつながります。

「ライフステージにあわせたグルーミング」

グルーミングも動物の年齢や体調、身体の状態にあわせた対応が必須です。
「生まれてから亡くなるまでその子の一生涯に寄り添いケア」ができる”動物のプロフェッショナル”の養成をめざしている本学では、1年次には一般的なグルーミング工程を、2年次には応用編として“皮膚の状態が悪い子”“災害時や寝たきりの子”と各回ごとに対象の想定を変えて、あらゆる状態に適したグルーミングの方法を学んでいます。

“理論”と“実習”がリンクする学び

「コンパニオンアニマルケア論」(座学)で皮膚と被毛の構造やシャンプーの成分、犬の部位の名前などを学び実習に臨みます。
座学で学んだ知識を実習で実践して定着させていくことで、より深く学びを得ることができます。

「モデル犬」と共に行う実習

多様な性格、品種の子を扱うことができるとともに、飼い主様がいる犬と共に実習を行うことで自然と責任感が湧いてきます。
耳毛を抜かない、より時間短縮となる方法を採用するなど、「動物福祉」が守られていることを前提に実習が行われます。

ドッググルーマー
宮田 淳嗣 講師
ドッググルーミングを科学的に考察。
効果や犬に負担の少ないグルーミング、被毛の太さや強度などの研究を行う。

担当教員に質問!
どのような指導を心掛けていますか?

グルーミングで忘れてほしくないのは“犬を大切にする気持ち”。実習を始めたばかりの1年次は技術が伴わず、なかなか作業が進みません。
しかし学年が上がり、実習回数を重ねていく程、技術が向上し、作業が早くなります。
反面、犬への意識が薄くなる時期が誰にも必ずやってきます。
そこで、技術と犬への意識、両方のバランスを保つことがとても大切です。そのどちらもバランス良く保つことができるように指導することを心掛けていますし、その大前提として、やはり犬を大切に思う気持ちが鍵になってくると思っています。

産業界とのコラボ!!
スキンケア商品(保湿フォームと入浴)監修

人間の皮膚科医、獣医師、グルーマーにより監修して作られた保湿フォームと入浴剤。
スキンケア理論でペットのQOL維持向上を目的に作られた商品です。
宮田講師もグルーマーとして、監修に参加しています。既に一般向けに流通されており、ご好評をいただいています。

ページの先頭へ戻る